Zhangzhou in da house
イミグレを終えて保安ゾーンを出た後はいつもすこし心細い。「スマホを片手にきょろきょろする」などの明らかに不慣れな様子を見せると、胡散臭いおじさんが「Taxi?」などと絡んでくるので、内心の「これどこに行けばいいんだ?」という思いを押し殺しつつ颯爽と移動をする必要がある。
初めての中国は厦門市高崎空港から始まった。現地の友達が空港に車を寄せてくれているらしいが、お互いに今いる位置が把握できず手こずった。「今いるところから何が見える?」と友達。「でかいビル群」と僕。「この辺りは全部そうだからそれでは情報にならない」と友達。中国の第一印象は「だだっ広くてビルが多い」だった。
何とか友達と合流すると、彼が友達を紹介してくれた。なんと僕と同じ阪大出身らしく、修士の学位を取った後中国に帰ってきて働いているらしい。さらには行きつけのバーも同じだったらしい。何たる偶然。